四塩化チタン

スポンジチタン製造の
中間原料。
幅広い分野へ利用拡大。

当社の四塩化チタンは、スポンジチタンの製造工程で製造されております。包装容器は、輸送形態に合わせた各種サイズを取り揃えてります。

四塩化チタン

仕様

グレード TiCl4
(%)
Fe
(ppm)
V
(ppm)
Si
(ppm)
Sn
(ppm)
As
(ppm)
Sb
(ppm)
Hazen*
color number
TLT-1 99.9min. 10max. 10max. 5max. 30max. 20max.

※米国公衆衛生協会(APHA)色度表示法による。

コンテナ(荷姿)

コンテナ
(リットル)
ネット質量(kg)
2,000 2,100
5,000 7,500
6,000 10,000
12,000 19,000

物理的性質

分子量 189.73
沸点 136.4℃ (1,013.25hPa)
融点 -25℃
比重 1.726 (15-20℃)
蒸気密度 197.4 (酸素=16)
蒸気圧 logP=7.64433-1947.6/T (P:mmHg, T:K)
臨界温度 358℃
比熱 35.7cal/mol℃ (液体) (13-99℃)
粘度 0.826C.P (20℃)
蒸発熱 8.96kcal/mol (25℃)
融解熱 2.24kcal/mol
熱伝導度 0.073kcal/m.hr.℃
表面張力 34.03dyn/cm (13℃)
誘電率 2.83 (10℃), 2.79 (20℃)
エントロピー 60.4±2 cal/mol℃ (25℃、液体)
84.4±1 cal/mol℃ (25℃、蒸気)
生成熱 -198.5±10 kcal/mol (0℃、固体)
-184.3±10 kcal/mol (0℃、気体)

化学的性質

  • 水に対する反応
    水との反応性が強く、多量の発熱を伴って加水分解します。
    [例] TiCl4+H2O→HCl+Ti(OH)nClx
  • アルコールとの反応
    [例] TiCl4+4ROH+4NH3→Ti(OR)4+4NH4Cl
  • 腐食性
    常温で鉄に対する腐食性は殆どありません。200℃以上ではかなり腐食性があります。
    水分との反応によって生成したHCIによる腐食が著しく、配管、容器内の水分は注意して除く必要があります。

化学品企画営業部

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