チタン多孔質体/WEBTi
高い耐食性など様々な利点を持つチタンに
金属多孔質体の特徴を組み合わせた画期的な新素材
WEBTiは、通液性/通気性、電気伝導性といった金属多孔質体の特長と、チタンならではの高耐食性を併せ持つ材料です。
高腐食性環境に耐える電極材料やフィルターなど⼀般産業分野での使用が想定され、特に、PEM(Polymer Electrolyte Membrane)型水電解装置のように固体高分子膜を用いる装置での活用が期待されています。近年は水素社会実現に向けて固体高分子膜を使用する装置の開発が盛んに行われており、これらの装置で活用されることで、WEBTiは水素社会の実現に⼤きく貢献できると考えています。
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多孔質体の特徴
- ①通気・通液性
- ②電気・熱伝導性
- ③衝撃エネルギー吸収性
- ④大きい比表面積
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チタンの特徴
- ・高耐食性
- ・高強度
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チタン多孔質体
- ・腐食性環境用の
電極、フィルター - (PEM水電解装置PTLなど)
- ・腐食性環境用の
PEM水電解装置(水素製造装置)
チタン多孔質体/
WEBTi-K
WEBTi-Kは、チタン粉末ペーストを原料とした多孔質チタンシートです。薄い膜厚・細孔径が⼩さいことを特徴としており、柔軟性と平滑性に優れた製品であります。
仕様⼀覧
原料 | チタンペースト |
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標準寸法 | 570 × 420 mm以下 ※標準外寸法に関してはご相談ください |
標準厚さ | 0.1 / 0.2 / 0.25 mm ※標準外厚さに関してはご相談ください |
空隙率 | 40% |
特徴 | 高い表面平滑性 |
用途 | PEM⽔電解装置PTL部材 など |
- 外観
- 表面(SEM)
チタン多孔質体/
その他開発品
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T-type
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S-type
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F-type