会社情報 Company

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トップメッセージ

当社は、1953年に茅ヶ崎の地で創業以来、チタンと関連技術の限りない可能性を追求し、国内外で広く優れた製品とサービスの提供に努めてまいりました。


チタンは、軽い・強い・錆びない、更には生体適合性がよいなど、その特性を活かし航空機のエンジンや機体向け材料を始め、海水淡水化プラント、LNGプラント、化学プラント等で使用される配管や熱交換器に利用されています。また人工骨・人工関節などの医療用やゴルフクラブ等スポーツ用品に加え、建材など、様々な分野で使用されてきております。1948年に製錬法が実用化された若い金属だけに、これからも更なる需要及び用途の拡大が見込まれております。


このようにチタン事業は、中長期的に成長トレンドにありますが、現在は需給面、コスト面等事業環境の急激な変化に直面しております。当社では、この直面する環境変化こそがチタン事業の将来にわたる発展のチャンスととらえ、グローバル市場での競争力強化に向けて構造改革を進めるとともに、成長戦略として、サウジアラビア王国でのスポンジチタン製造合弁事業及び新日鐵住金株式会社殿との航空機向けチタン合金製造の合弁事業等を展開しております。


また、チタンの製錬工程に関連する技術から、ポリプロピレン製造用触媒、MLCC(積層セラミックコンデンサ)の内部電極及び誘電体の材料等を開発し、機能化学品事業として広く展開しております。当社では、変化のスピードの速い激しい競争環境下、お客様のニーズに的確に応え価値を提供すべく、安定供給に加え、差別化できる技術力をベースに新商品開発を営研工一体となって積極的に進めております。

以上の取り組みを全社一丸となって進める中、2015年度決算においてチタン事業の黒字転換、機能化学品事業の収益力の強化等、当面の目標として掲げた成果を達成できました。しかしながら、グローバルな競争が激化する事業環境下、持続的な成長の実現に向けては、これからが本番であります。こうした認識のもと、2020年までの5年間を想定し、「質の追求による経営基盤の強化、確立」を基本テーマとする中長期経営戦略を策定いたしました。今後はこの戦略に基づき、更なる企業価値の向上を目指し、諸施策を展開してまいります。


また、併せて、社内外の皆様からの声を踏まえ、東邦チタニウムグループの事業活動及び従業員の行動の拠り所となる「経営理念」及び「行動基本方針」を見直しました。改めてグループ全員のベクトルを合わせて前進してまいります。


私は、2014年6月の社長就任以降、次の三つの基本方針を掲げ、事業運営にあたっております。


1安全とコンプライアンスの最優先

企業存立の大前提であり、待ったなしの構造改革推進時こそ強く意識し、実践すること。

2変革の実践

直面する環境変化こそ、当社を構造的に変革できるチャンスである。
当面する課題はもとより、中長期の課題についても、既存の垣根をはずし、しっかり考え抜いて変革の実践を続けること。

3風通しの良い組織作り

悪いことから言える、異なる意見を聞く耳を持つ風通しの良い組織があって、はじめて1及び2が実践できる。
限られた時間内に、しっかり議論して結論を出し、出した結論に全社一丸で取り組むこと。

今後とも当社及び当社グループの未来を切り開くべく全力を尽くしてまいります。
なにとぞ皆さまの変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2016年 7月
代表取締役社長 加賀美 和夫

代表取締役社長 加賀美 和夫
代表取締役社長 加賀美 和夫