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2025.07.31
お知らせ
東邦チタニウム初『ZEB』
“総合事務棟”竣工のお知らせ
—茅ケ崎市としても初『ZEB』ランク—
東邦チタニウム株式会社(社長:山尾 康二、以下「当社」)は、このたび茅ヶ崎工場(神奈川県茅ヶ崎市)でのリニューアル計画の一環として、当社グループ初、茅ヶ崎市においても初となる
*『ZEB(Net Zero Energy Building)』の認証を取得した総合事務棟を建設し、竣工しましたのでお知らせします。
本総合事務棟は、従業員のモチベーション向上、業務効率化、並びに環境負荷の低減を目的として設計された『ZEB』の認証を取得した施設です。高性能な省エネルギー技術と創エネルギー技術を融合させることで、快適な室内環境を保ちつつ、建物の年間に消費する一次エネルギー消費量を、ネットでゼロ以下に抑えています。
主な機能としては、事務機能中心の執務室や会議室などのオフィススペースに加え、食堂、浴場、トレーニングルーム、無人売店などの福利厚生機能も備えており、機能性と快適性を兼ね備えたオフィス複合施設となっています。
■ 建物概要
所在地:神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎3-3-5
建物規模:鉄筋コンクリート造 地上6階建
建築面積 1,255.60㎡
延床面積 5,675.03㎡

・1~2階は福利厚生スペース、3~6階はオフィススペース。
・2階の外窓周辺には、遮光・遮熱および視線制御を目的とした“チタンパンチングパネル”を設置。
これにより、当社の企業イメージの発信と日射遮蔽30%を実現。
・4~6階は、中央の吹抜から外光を取り入れており、屋上の開閉式窓により自然換気ができる構造。
外窓周辺には、再生木を使用した日射遮蔽ルーバーを設置。
また、地球温暖化の防止やエネルギー使用量の削減を目的とした植物の栽培による
”グリーンカーテン”を導入。
これにより、240㎡の壁面緑化面積で10年間のCO2吸収量720kgを実現。
・電力回生機能付エレベーターの設置。屋上は太陽光発電システムを設置など。
ほかにもさまざまな環境負荷対応や、作業効率を高める技術およびバイオフィリックデザインが施されており、快適な室内環境とエネルギー消費量の削減を実現しています。
なお、『ZEB』の機能開始は、2025年12月末の周辺整備完了後を予定しています。
当社グループは、今後も環境負荷の低減と業務効率の向上を図り、優れた製品とサービスを提供し続けることで、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。
*『ZEB』:ZEB認証の4分類(ZEB、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Oriented)の中の最上位。
➀➁のすべてに適合した建築物
➀基準一次エネルギー消費量から再生可能エネルギーを除いて50%以上の削減
➁基準一次エネルギー消費量から再生可能エネルギーを含めて100%以上の削減

完成した総合事務棟
〇本件に関するお問合せ先
東邦チタニウム株式会社 経営企画部企画グループ TEL 045-394-5521