カーボンニュートラル
東邦チタニウムグループは、持続可能な社会を実現するためのグローバルな課題として、実質的にCO2排出量をネットゼロにする「カーボンニュートラル」を宣⾔しました。脱炭素化社会の実現に向けて、さまざまな施策に取り組んでいます。
2050年
カーボンニュートラル実現
に向けたロードマップ
2030年にCO2排出量を2018年度比で40%超削減し、2050年にはカーボンニュートラルを目指します。
当社では、これまでカーボンフリーチタンの実現に向けて、チタン鉱石をアルミニウムで還元しそれを電解精製するプロセスをベースに開発を推進し、オリジナルのプロセスに一工夫加えることにより、パイロット規模で現行クロール法と同品質の純チタンを得ることができました。しかし、本法はスケールアップを考慮し精査した結果、事業化が容易でないことがわかりました。今後、これまで得られた知見を活かしながら技術的アプローチを変えて、新製錬プロセスの開発を継続していきます。
CO2フリー電力の導入
当社グループは、2021年度より茅ケ崎工場、若松工場の一部と日立工場、2023年度より黒部工場の電力にCO2フリー電力を導入いたしました。今後もCO2フリー電力の導入を促進し、CO2排出量削減を進めていきます。
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茅ヶ崎工場
- 化学品事業
- 2021年4月よりCO2フリー電力使用
- 触媒事業
- 2021年10月よりCO2フリー電力使用
- 金属チタン事業
(高純度金属) - 2022年4月よりCO2フリー電力使用
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若松工場
- 化学品事業
- 2021年4月よりCO2フリー電力使用
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黒部工場
- 触媒事業
- 2023年4月よりCO2フリー電力使用
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日立工場
- 金属チタン事業
- 2021年10月よりCO2フリー電力使用